ピアニストの壷阪健登(つぼさかけんと)が、ソロアーティストとしてメジャーデビューを飾る。デビューアルバム『When I Sing』のリリースに先駆けて、収録曲「Kirari」が本日先行配信された。
壷阪は小曽根真の勧めで2023年からソロピアノでのライヴをスタートし、7月にはスペインのサン・セバスティアン国際ジャズフェスティバルに出演し絶賛を浴びた。さらに11月には銀座ヤマハホールで初リサイタル「Departure」を開催するなど、国内外で注目を集めてきた。
小曽根真プロデュースによるアルバムは、デビュー作としては異例とも言える全編ソロピアノ、全曲自身のオリジナル曲で構成。ラフマニノフ、ショパンを思わせる楽想と、若き日のキース・ジャレットを彷彿とさせる瑞々しく鮮烈なプレイで、その才能を余すところなくとらえている。アルバムを聴いた米ヴァーヴ・レーベル・グループの社長ジェイミー・クレンツもその才能に太鼓判を押し、名門のロゴ使用が認められた。クラシックのコンサートホール(所沢市民文化センター ミューズ「マーキーホール」)で録音されたピアノの音色も特筆すべき美しさである。
『When I Sing』
2024年5月15日(水)発売
CD:UCCJ-2234 ¥3,300(税込)
1. When I Sing
2. With Time
3. こどもの樹
4. Departure
5. Ballad in A-Flat Major
6. 暮らす喜び
7. Prelude No. 1 in E Major
8. Kirari
9. さいなら Adiós
2024年1月24日、25日
所沢市民文化センター ミューズ「マーキーホール」にて録音
壷阪健登:piano
Produced by 小曽根 真
Photo by Sakiko Nomura