2022年 7月30日・31日
パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)
松井秀太郎(Tp)・石川紅奈(B)・小曽根真(P)
札幌の夏の風物詩として定着しているパシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌で
この日は夏一番の快晴で、広大な空から一際暑い日差しが照りつけていた。
松井秀太郎・石川紅奈・鈴木瑶子による、この日の為に特別に組まれた「From OZONE till Dawn PMF Special Trio」の3名による演奏をお送りする予定だったが、
鈴木瑶子が急遽出演を断念せざるを得なくなってしまったため、演奏は彼女を除く2人のDuoで行われた。
松井の繊細であり、且つ力強く説得力のある音から生み出されるテクニックと、
石川のメロディアスなベースラインは結葉のように絡み合い、会場をエネルギーが溢れる音楽で満たしていった。
2曲目に入る前に、急遽ピアニストが変わってしまったことを告げ、そこに入ってきたのは次のステージで演奏予定であった
小曽根真である。
客席からは大きな歓声が上がり、そこからのTrioの演奏は日差しに負けないくらい熱い演奏となった。